過失割合を決めることは、事故が起こった場合に必要な手続きですが、加害者を特定することが難しい場合も多くあります。
いずれの当事者も主張を譲らず、決着がつかない場合は、修理には時間がかかることを覚えておいてください。
保険会社の担当者同士が話し合って最終的な判断を下してくれますが、話し合いが終わり保険手続きが完了しなければ、過失割合に基づいた修理は行われません。
事故が起きた場合だけでなく、それ以外の場合でも、修理には順番待ちが必要であり、時間がかかる可能性があることを考慮してください。
例えば、年末や連休前は多くの板金・修理業者がメンテナンスや準備に忙しい時期です。
連休が終わった後も、普段車を使わない人たちがドライブで事故を起こし、修理が殺到することもあります。
混雑した時期に事故が重なってしまった場合は、通常よりも修理にかかる時間が長くなることを予想しておく必要があります。