中古マンションのデメリットとは?
中古マンションを購入する際のデメリットについて、詳しく説明いたします。
まず、中古マンションは築年数によって価格が下落する傾向があります。
たとえば、築20年ほど経過した場合、新築時の半額ほどの価格になることが一般的です。
そのため、中古マンションを購入する際には、新築住宅に比べて価格面でのメリットはありますが、その分建物自体の状態や設備などにも注意が必要です。
また、中古マンションの購入には諸費用がかかります。
参考ページ:中古 マンション にもメリット デメリットはある|正直賃貸とどっちが得になる?
築年数が古いほど価格は安くなる場合もありますが、その分仲介手数料などの諸費用が高くなることもあります。
具体的には、不動産会社への仲介手数料が挙げられます。
仲介手数料は物件価格に対して3%に加えて6万円が目安です。
例えば、物件価格が2500万円の場合、仲介手数料は81万円になります。
同じように、3000万円の物件価格の場合は96万円となります。
この他にも、登記費用や住宅ローンの保証料、火災保険料、不動産取得税などの費用がかかります。
つまり、物件の代金だけではなく、購入時にはさまざまな諸費用を覚悟しなければならないのです。
そのため、中古マンションを購入する際には、予算に余裕をもたせることが重要です。
さらに、中古マンションを購入した場合、リフォームやリノベーションにも費用をかけることができます。
ただし、マンションには「専用」部分と「共有」部分があり、リフォームが制限されている場合もありますので、購入前には確認が必要です。
また、中古マンションの価値を維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。
定期的な外壁の掃除などを行ってもらえるマンション管理会社に入居する場合は、築年数が古くなったイメージをあまり感じることはありません。
ただし、中古マンションにも選択肢は豊富にあります。
価格がリーズナブルなエリアを選ぶことや、間取りを増やした物件を選ぶことも可能です。
さらに、中古マンションを購入しても、住宅ローン控除や不動産取得税の軽減措置を受けることができます。
以上が、中古マンションの購入におけるデメリットについて詳しくご説明いたしました。
購入を検討する際には、経済的な側面だけでなく、建物の状態や将来のメンテナンスなども考慮し、慎重な判断をされることをお勧めいたします。